私は(も)地球の生命体の ひとつ

   どんな小さな命も 木、花、草、虫、すべて輝いている。

    

    ● ブログ開設から、丸9年が過ぎました。   
    ● 日常、花壇、家庭菜園、の記録です。


  A couple and a cat are enjoying the rural life full of nature.
  It is such a day-to-day record.💛

どんより

外が、どんよりです。
気分は、スッキリとはいかないまでも 穏やか。



ガスで、200mくらいまでしか見えません。
こんな時必ず思い出すのが、



  僕の前に道はない
  僕の後ろに道は出来る
  ああ自然よ
  父よ
  僕を一人立ちにさせた広大な父よ
  僕から目を離さないで守る事をせよ
  常に父の気魄を僕に充たせよ
  この遠い道程のため
  この遠い道程のため


高村光太郎(たかむらこうたろう)
本名は光太郎と書いて「みつたろう」と読む
この人の詩の一節。



そして、濃霧の白樺林。

濃霧の中、前進するにしたがって、目の前が開けてきます。
振り返ると、来た道が消えていきます。
これは ちょっとした 恐怖です。
まわりの数十メートルしか見えません。
恐怖のあまり、あわてて、引き返しました。
何時の記憶かわかりません。経験したような? ただの妄想か?


この後、幸太郎の詩。
霧と、白樺と、道程、は しっかり 結びついた記憶として、濃霧の度に甦ります。

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