石鹸づくり(熟考中)
いつか作ってみたいと思いながらも、準備や後片付けが面倒くさそー、苛性ソーダが怖い、という感じで興味もそれほどなかった石鹸作り。
奇麗な猪油が出来た。肌に塗るだけならば、余る。ならば、石鹸にしよう。廃油石けんより、良さそう。とても良い石けんが出来そう。がぜん やる気が出て来た。
よし! つくろう!
私が作りたいのは、この猪の油の更なる有効活用。
まずは 下調べから。
オリーブ油50%、パーム油30%、ココナツ油20%の割合は手作り石鹸のスタンダードレシピらしい。(私が作りたいのは 猪油の石鹸!)
手作り石鹸は、天ぷら油の再利用という 認識で、石鹸は買ってくるものだった考えが、大きく変わった。
油に 苛性ソーダを混ぜて 型に流して、固まるまで待つだけ。苛性ソーダは劇薬だから、扱いには注意が必要。まぜると、かなりの熱が出るってことしか知識がない。
手作り石けんを作るにあたり、一番大きな関門!? は苛性ソーダをいかに手に入れるか?
薬局で買えます。ただし劇物扱いなので、成人でなけれ購入できない。身分を証明するもの(免許証・保険証など)と印鑑が必要ですし、店頭でこれこれこういう用途に使います、と紙に一筆。(一部農薬も然り)
石けんは油と苛性ソーダを反応させて作り、苛性ソーダを溶かすために水分が必要です。石けんづくりに使う苛性ソーダの重量の2倍程度以上の水分量であればまあ安心です。
量はオイルの重さの25~40%。
香りはあってもなくてもいいのですが、強さや長持ち度は香りによって違いますし、精油そのものもロット毎に香りは異なるため、一概には難しいのですが、使う油の重量の1%前後が目安と 調べる中で 目にしました。
香りとしては、ラベンダー、ゼラニウム、パルマローザ、オレンジスイート、レモン、ローズマリー、ユーカリ、ティートリーなど。
どうやら、石けんを作る核は「温度」と「撹拌」と「時間」のようです。
いろいろ知るに当たり、奥の深さを感じます。
泡立ちよく、使ったあとしっとりと、頭の先から足の先まで全身に使える石鹸。
使ったあと 石鹸置きがドロドロにならなくて、硬すぎない石鹸。(水分量が大きく影響するのかなぁ?)
手元に有るものを利用して、後片付けも手間が少ないように。(手順や容器なども 熟考中です)
考えてばかりでも、前に進まない。とにかくまずは作ってみる。